動物病院 川越
院内設備のご案内

動物病院川越に導入されている様々な医療機器をご紹介させていただきます。 すべての機器は、より安全に、そしてより治療効果を高めるために導入されました。 これからも引き続き医療機器を導入し、治療レベルの向上に努めてまいります。

外科
手術モニター

動物病院川越ではより安全で確実な手術を行う ために手術中に様々なモニターを行っています。

  1. 心電図
  2. 呼吸中炭酸ガス濃度
  3. 麻酔濃度
  4. 動脈酸素飽和度
  5. 血圧
  6. 体温
  7. 呼吸カプノグラム
これらを手術中に常時画面に表示し、異常があれば すぐに発見・対処できる体制で手術を行うため、より 安全に全身麻酔手術が行えます。



手術器具

様々な外科に対処できるよう、外科器具を用意 しています。これからも、レベルアップを目指し、 外科器具をさらに充実させていく予定です。
【適応手術】
・軟部外科
・整形外科
・腫瘍外科
・眼科外科
・消化器外科
・口腔外科 など

手術用双眼ルーペ

Keeler社のスーパーガレリアンという、手術用 双眼ルーペです。
手術野をLED光源で照らし、拡大することで、 繊細な手術をより正確に、そして安全に行うた めに、必要な器具です。
【適応手術】
・腫瘍外科での微細な癒着剥離
・椎間板ヘルニアなど細かな神経外科手術
・その他、マイクロサージェーリー

内視鏡

人の医療ではよく使われている内視鏡です。
動物の場合は、異物を飲み込んでしまった時に力を発揮します。内視鏡ならば手術で開腹せず、痛い思いをせずに異物をスムーズに除去できます。 異物の除去ばかりでなく、喉頭部、食道、胃腸の内側を肉眼で見ることが出来るので、嘔吐や下痢の診断精度も格段に上がりました。
動物病院川越では、動物たちにかかる負担を出来る限り軽く、そして診断精度をより高めるために内視鏡を導入し、治療に役立てています。


電気メス

手術時に使用する電気メスです。
特に広範囲に及ぶ外科手術の時に活躍します。
切開と止血を同時に行うことで、無駄な出血を減らすとともに、手術時間の短縮を行い患者様にかかる手術負担を軽くします。

ハンドピース・サジタルソー
整形外科用のドリルセットです。
整形外科、腫瘍外科で使用します。
【適応手術】
・下顎、上顎部分切除術
・膝蓋骨脱臼整復術
・骨折整復術(プレーティング、創外固定)
・大腿骨頭切除術 など
マイクロサージェリー器具

細かな手術で使用する手術器具です。
双眼ルーペと組み合わせ、正確に手術を行うために使用します。
【適応手術】
・眼科手術
・椎間板ヘルニア(ヘミラミネクトミー)
・尿管結石除去術など

外科用吸引器

手術時に貯留液や血液を吸引する器具です。 主に腫瘍外科、消化器外科などで使用します。 手術する場所に貯まっている液体を吸引除去し、 手術する為に必要な視野を確保します。 また、内視鏡と組み合わせて使用したりもします。

ドップラー血流計

血液の流れをドップラーにより音源化し、手術中の血流の変化を知らせる機械です。
一般の動物病院ではあまり使用されませんが、大学病院では通常必ず使用します。
手術モニターと組み合わせて使用することで、より早期に手術中の微細な血流変化を感知します。

内科
赤外線レーザー治療器

赤外線レーザー治療器です。
椎間板ヘルニア発症後のリハビリと再発予防に使用します。
その他にも、慢性的な関節の痛みを和らげたり、術後のリハ ビリテーションでも活躍します。

【赤外線治療が効く病気】
・ 椎間板ヘルニアの再発予防
・ 慢性関節炎
・ 馬尾症候群
・ 口内炎
・ その他 (お問い合わせください)

超音波ネプライザー

超音波により薬を気化し、発生した蒸気を吸引することで、呼吸器の治療を行う機械です。 咳や肺炎の治療で使用します。薬が直接患部に届くため、非常に効果が高いです。
【治療適応】
・咽喉頭炎
・気管炎
・咳
・肺炎
・腫瘍の肺転移 など

酸素発生器

高濃度酸素を24時間休みなく作る優秀な機械です。 呼吸に関わる病気で、息が苦しく、酸素を必要として いる場合などにこの機械を使用します。
【治療適応】
・心臓疾患
・肺炎
・肺水腫
・肺転移腫瘍
・肺腫瘍
・ターミナルケア
・酸素療法

超音波歯科スケーラー

歯科で歯石の除去に使用します。
超音波でしつこい歯石を除去し、歯をきれいにします。
歯石除去は心臓疾患などの予防になります。

日頃からデンタルケアをしっかり行って、それでも歯石が付いてしまった時に使用します。

点滴器

内科治療の中心的な役割をする点滴器です。動物病院川越では5台の点滴器を使い、治療を行っています。
【治療適応】
・点滴治療
・手術時
・入院時
・腎不全
・肺炎
・脱水
・抗がん剤投与 など

微量点滴器

特殊な点滴に使用します。
わずかな量の点滴を正確に投与することが出来ます。 そのため、より繊細な治療が可能となります。
【治療適応】
・輸血
・ドパミン、ドブタミン投与
・ほか、微量な点滴投与が必要な治療

検査
血液検査機器

・CBC検査機(IDEXX オートリード)
・血液酵素検査機(IDEXX VET TEST)
・電解質(FUJI ドライケム)
・凝固系検査機(WAKO コアグ)
・遠心分離機
・血液蛋白比重計

血液検査は院内検査の最重要項目です。動物病院川越では、出来る限り素早くより広い範囲で検査が出来るよう、設備を充実させています。院内で、即日およそ20分で細かな血液の検査が可能です。

FCRレントゲン

これまでの,現像式のアナログレントゲンか ら、より正確かつスピーディにレントゲン撮影 を行うために、デジタルFCRレントゲンを導入 いたしました。画面上で様々な操作が出来る ので、通常のレントゲンより格段に診断精度 が上がりました。そして患者様に、より分かり やすくご説明できるようになりました。 これまでお時間を頂いていた現像をする必要 がないため、待ち時間も短くなりました。

超音波検査機(エコー)

現代の動物診療には欠かせない検査機器の一つである超音波検査機(エコー)です。
様々な場面で活用され、診断精度を高めてくれます。特に腫瘍診療や循環器診療でその力を発揮します。
レントゲンが平面図だとすると、エコーは断面図です。通常見ることができない内臓の断面を見ることができます。
動物病院川越では、わんにゃんドックでもエコーを使用し、病気の早期発見を心がけています。

眼底検査機器

・スリットランプ
・エグザミネーションランプ
・トランスイルミネーター
・眼底鏡
・非球面レンズ

眼の異常を早期に発見出来るように、眼科検査 機器を充実させています。2012年6月に眼圧測定 器を新たに導入いたします。

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